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浅野航希君・お父様勇治さん

インタビュー

· 受講生インタビュー
『自分で自由にゲームを作れるっていうのが、もっともっとしてみたかった。』

浅野航希君・お父様勇治さん インタビュー

月3回土曜日・名古屋市中心部の栄で開講するCODE FRIENDS アクアリング校に、いつも元気いっぱいで登場する浅野航希君は、2018年4月からスタートして、今が3年目。

動きのあるゲームとグラフィック(キャラクターや背景)を作って、大人たちを感心させてくれるクリエイターです。航希君は、現在小学校6年生。

プログラミングが楽しいと感じるのはどこなのか、親子一緒にお話をお伺いしました。

(聞き手:事務局山田)

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~こんにちは。インタビューのお時間をいただきありがとうございます。

さきほどの授業中にも、航希君が作っているキャラクターの配色をどうしようか、お父様と航希君が一緒に打合せをしながら、キャラクター修正するなど、とても仲が良いお二人ですよね。

さて、まずは、この「CODE FRIENDS」 に入ったきっかけを教えていただけますか?

航希君(航)

『お母さんから、プログラミングのスクールがあるんだけど通ってみる?って言われて。

それで、興味がちょっとあったので、はじめてみたら、面白かった。』

~CODE FRINEDSに入る前に、どこかでプログラミングとか、コンピューターを使ってモノを動かすとかやったことありますか?

航

『昔、1回だけやったことがあります。Scratchで、モーターを回したり。』

父

『そうだね。以前、夏休み時期に1週間くらいで、基板を作ってライトとか点滅させたりとかの工作教室があって、そのときに、プログラミングで「Scratch」をやったことがありますね。

で、あと、レゴランドも行きました。iPadでプログラミングをしてロボットを動かした。』

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『もともとマインクラフトが大好き』

~なるほど、コンピューターを使ってモノを動かす経験があったんですね。

それで、お母さんから、「プログラミングスクールがあるけどやってみる?」って話をきいて、どう思った?

航

『面白そうだし、やってみようかな~って、お願いした。』

~どこが、面白そうだと思ったの?

航

『自分で自由にゲームを作れるっていうのが、もっともっとしてみたかったので。

それが、CODE FRIENDSで出来るので、やりたくなりました。』

~...ということは、CODE FRIENDSに入る前から、「自分でゲームを作ってみたい」って、思ってたっていうことだよね?。いつぐらいから?

航

『うーん、いつぐらいだろうなぁ...』

父

『もともとマインクラフトっていうのが大好きで。

昔は、Wii U でやってたんですけど、パソコンだともっと、いろいろできるってことをしって、マインクラフトのサイトにアクセスして、ダウンロードしはじめるようになって、そこからかなりプログラミングが好きになったっていう感じですね。

小学校の3年生の頃ですね、マインクラフトのPC版をダウンロードして、そこからいろんなサイトからダウンロードするようになりました。

YouTubeをみながら、自分で、マインクラフトの勉強をしている。YouTuberがマインクラフトの作り方もやってるので参考になるし。』

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『はじめてテキストコードをみたときは、うわぁ~、うわぁ~って…。 凄いっていうか、いろいろできそうだなって(笑)』

~CODE FRIENDSの体験教室には、きていないですよね?

体験無しで、レギュラーの教室に通い始めたんだけど、最初の授業で、オンライン教材のフレンズエディターをみたとき、いっぱい文字(コード)が並んでいるよね? コードをみたとき、どう思いました?

航

『うわぁ~、うわぁ~って…。 凄いっていうか、いろいろできそうだなって(笑)』

~それは、凄い! ややこしいじゃなくて、いろいろできそうだ、なんだ!

その、いろいろできる技を先生が教えてくれて、今、楽しい?

航

『楽しいです。』

近藤先生(栄アクアリング校講師。以降先生)

『良かった~』

~今まで作ったゲームで、苦労したところ、よくできたところ、教えてください。

航

『リバーサバイバル。

流木をよけるゲーム。 渦にはいったときに操作ができないように、透明な画像を挟んで、触っても動かないようにした。』

~間に透明GIFをはさんだら、キャラクターに触れないよって、近藤先生教えてるんですよね?

先生

『あのテクニック、僕、おしえてないよね?』

父

『聞いてないと思う。』

先生

『航希君の場合、やってみたらできちゃったっていうパターンが多くて。

 僕が教えたこと以上のことをやってくることが多くて、結構僕も毎回びっくりしてるんですよ。このテクニックどこで覚えたのかな?』

父

『重なると、うごけないようになるというのを自分でみつけたみたいで。』

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~技やテクニックは、インターネットで調べるの?自分でみつけたの?

航

『なんとな~く、で。

 たしか、こういう風だったから、なんか、全然できるかな?って思ってやってみたら、

 ...できた。』

~ゲームの企画は、どうやって考えてるの?

航

『なんとな~く、教材の技(題材)をみてから、こんなゲームを作ろうとい考えてみて、

作れそうだなぁ~と思ったら、画を書いたりはじめる。』

~今まで、ゲームを作っていて苦労したことは?

航

『蝶々の向き。動いている方向』

先生

『キャラクターが動く方向を判断して、画を入れ替えている。

 蜘蛛や、蜘蛛の巣のかたちも。

 ネットでしらべた簡単な画の書き方も、取り入れているようです。』

~航希君の画(キャラクターや背景など)は、シンプルで、軽いね。

航

『あの3Dに見える2Dゲームも、苦労した。斜めに進んでいって、だんだんボールが小さくなる。』

先生

『教えてないなぁ...(苦笑)』

~お父様は、航希君の最初の手伝いもやってたけどとおしゃっていたんですが、仕事か趣味でプログラミングをやる方なんですか?

父

『仕事としてはとくにやってなくて。昔子供のころに、パソコンを買ってもらって、ベーシックをちょっとかじってたんで、その範疇でわかるところを教えていますね。』

~そうか、悩んだり、わからなくなったら、お父さんにきけるし、先生に教えてもらえるし、なんですね。

父

『最初の半年は、僕もわかる範囲で教えることができたんだけど、最近の授業の内容のコードだと、まったくわかんなくて…。』

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~航希君、作ったゲーム、だれかに遊んでもらった?

航

『あ、お母さんとか』

~どうだった?お母さんの反応

航

『うまく動いているね~、凄いね~とか言ってもらって嬉しかった。』

~学校の勉強が、プログラミングに役立ったことはことはある?

航

『以外と知ってることが多くて、カバーできたな、と。算数とか英語とか』

父

『英語もやってるので、プログラミングに抵抗はないかも。』

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『ゲームプログラマーってやってみたいなぁ~って、(ニコッ)。』

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~プログラミングをいかした、将来の夢?やってみたいことは?

航

『ゲームプログラマーってやってみたいなぁ~って、(ニコッ)。』

父

『昔は、発明家って言ってたんですよ。

 でも、お母さんから、「発明家もいろいろあるから、もう少し具体的に何を発明する人になりたいのか考えてみたら」って言われたので。』

~近藤先生、プログラムを書く会社にはいってプログラマーになるまでに、パターンとしては、どんなのがあるんですか?

先生

『そうですね~。

高校卒業して、大学かコンピューター関係の専門学校でプログラミングを勉強して新卒で会社に入るっていうパターンが多いですかね。

ただ、僕の場合は、転職してゲーム会社に入ったので、最初からゲームプログラマーではないんですよ。

大学生のときに、就職どうする?とかんがえはじめたときに、IT関係で何かを作る仕事がしたいなと思って、いろいろ調べると、WEBやホームページを作る仕事があるとい知って、それがきっかけですね。

WEB制作の中でも、画像デザインとかやってました。

そのあと、WEBの上で、JavaScriptやPHPとかで画像を動かすプログラミングを覚える必要がでてきて、WEB系のプログラマーになったていったんですよね。

で、iPhoneゲームも作りたいなぁとおもったときに、ちょうど名古屋で、iPhoneアプリのゲームを作る会社が立ち上がるときいて、そこに入ったんですよね。』

~結局、好きだから、できそうだと思ってやってるんですよね、最初はみんなそう。

好きなひとたちばかり集まっていると、こんな仕事あるよ~って情報もすぐ回ってくるし。

そんな若い人たちが集まっているのを、ちょっと上の年齢の人達が探しているしね。

その環境にいたら、早いよ。

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『学校の勉強で得意なのは、理科、算数、図工。でも、絵の具で色塗りは無茶苦茶嫌い。』

~航希君、キーボード打つのが早いよね。打ちにくいとか、まったくないよね?

父

『そうですね。学校から自宅に帰ってきたら、ずっとパソコンの前で打っている。

YouTubeみてるか、マインクラフトやってるか。タイピングは速くなりますよね。』

~学校の勉強やってる?

航

『...してる。』

~寝不足にならない?

父

『どっちかというと、ちょっと夜遅くまでやってるかな...』

先生

『僕の持論なんですけど、「優秀なプログラマーになるには、学校の勉強はちゃんとやっておかないといけないよ」というのは、ありますね。

学校で勉強することは、ゲームを作るためのネタになるので。』

父

『関数も知っておかないと、ちゃんとプログラミングで動かせないし。』

~友達に、僕プログラミングをやっててゲームを作ってるんだって、言ったことある?

航

『遊びにきたときに、ちょっとみせたりとか、時々してます。こんなの作れるんだ~って、驚く』

~どんなゲーム作ってみたい?

航

『RPG,ファンタジー系』

~ストーリーとか考えるよね。ゲームの世界を考えるのは好き?

航

『うーんと、好きっちゃ好きだけど....、ちょっと嫌いです。』

~そこは、半分くらい嫌いなのか!(笑)

 スト―リー考えるのと、画をかくのとどっちが好き?

航

『画を書いて作っていくほうが好き。』

~さっき作っているトライアスロンのキャラクターの色分け左足右足の色分けは、どうやって考えるの?前後の区別がわかるように色を変えるように、ひらめいた?

航

『はい。』

~画を書くのが好きなんだ。

さっきの虫も、細かくかきながら、シンプルな色使いにしているので、わかれいやすい。よく観察しているよね。

~学校の勉強で得意なのは

航

『理科、算数、図工...。でも、絵の具で色塗りは無茶苦茶嫌い。』

~来週の作品発表にむけて、今、どんなことをしていますか?

航

『今、走っているのとか、自転車こいでるところをかえるとか、自分以外の選手とあたったら、こけて数秒動けないとかの、当たり判定とか画像作成とか』

~トライアスロンのレース、みたことあるの? テレビや生だったりとか

航『いや、レースはみたことがなくて。。

なんとなく、こんなゲームを作ろうって決めたら、ネットで知らべて、どんな感じなのかな~ってのをみて、ストーリーや動きを考えます。』

~なるほど、だから、海の中に、赤い玉がういているのね。コースをつくらなきゃいけないので。よくみてますね。

~ゲーム作るの面白い?

航『はい(ニッコリ)』

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インタビュ―が終わって、浅野航希君が作ったゲーム作品を見せていただきました。

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【お手軽トライアスロン】

アイコン化されたキャラクターに動きを出すための配色の使い方と動きは、ひらめきですね。

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【むしあつめ】

蝶々など虫の動きや背景画像にとても苦労したゲーム
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【3Dシューティング】

ロケット弾が画面奥にいくとだんだん小さく表示されるプログラムの書き方をを工夫した。

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【リバーサバイバル】

渦にはいったときにキャラクターの操作ボタンを無効にするための仕組みを考えた。

渦に触れたらキャラクターがクルクル回るなど、小技の動きの条件設定も秀逸です。

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【エンドレスゴキブリ】

ゴキブリを叩くと、どんどん動きが早くなって、捕捉できなくなる(涙)

ボスキャラも含め、小さい絵でキャラクターわからせるデザインが、とても良いセンスです。

...ゴキブリ、実は死んでいないのね...。

ムニムニ微動して、また活動開始。まさに、エンドレスゴキブリだ。

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【夜の自販機】

夜の田舎道に、ボツんと灯が。

近づいてみると、煌々と光るドリンク自動販売機のまわりに、虫が飛び回っています。

「うー、ドリンク買いたいのに、虫みまとわりつかれて嫌だ~。えいっ!虫退治だっ!」

…でも、なかなか虫退治が難しい。

殺虫剤がアースレッドになっていて、イライラしたら、最終的には、殺虫剤噴霧!

虫の特長や自販機の光の拡がりの特長を良くとらえていて、かつ、シンプルにみせる。画像の要素を絞りこんでデザインしているところにセンスを感じます。

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近藤先生(栄アクアリング校講師)から

 

コードフレンズのキャリキュラムでは、2ヶ月に1回作品の発表会をやるんですが、こうきくんの作品には毎度驚かされます。

優れた観察力があるようで、それがゲームのアイデアやデザインにあらわれているように思います。

どの作品も普段目にするものが題材になっていて、それがゲーム内でリアルに再現されています。

自分のアイデアを実現するためには、まだ習ってないテクニックが必要になることもありますが、そんな困難なことにもどんどん挑戦しています。

プログラミングで困った時にはいつも僕にいつも質問してくれるんですが、最近では僕でも頭を悩ませるレベルの質問が出てくる様になってきました(汗)

作品を作る中で壁にぶつかることもあると思いますが、プログラミングに夢中になっている姿がとても良いですね。

この調子で取り組んでいけば、将来立派なプログラマーになれるんじゃないかな?って期待してます。

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将来はプログラマーになりたいという航希くん。とても楽しみです。

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